新世紀エヴァンゲリオン新劇場版:序を見るまでに

 概要
 新しいエヴァンゲリオンとして、新劇場版3部作が制作されることを知ったのは、去年であったと思う。それから、特に情報が無かった。(筆者が気づく方法での情報発信が無かった)その後、一体いつ公開なのかという疑問は、エヴァに対して当時のそれと同等の熱意が無かったことから、沸かなかった。だが、9月に入ってからddk氏からエヴァの劇場版が公開されたらしいので、詳しいことを知らないかと紹介があった。実際筆者に聞いたことは正解であった。
 エヴァ新劇場版は、他の映画と異なり広告会社の作品無視の広告が行われていない。その会社がどこであるかは、同時期に行われたHEROなる映画の広告力を見れば分ることである。エヴァイノセンスより広告されていない作品である。イノセンスはテレビ会社が協力しており、筆者としても喜ばしい特集が行われたこともあった。新劇場版は違う。テレビで取り上げられたことなど、テレビをあまり見ない筆者であっても、無かった。
 それが、何を意味するのか。それは、視聴できる映画館が限定されることをいう。筆者が住む地域には有名なもので3つの映画館がある。そのうち1つが専属映画館である。駅前にある1つは、専属映画館と同様の資本と予想でき、上映する映画は、一般人向けのものである。だが、筆者が訪れたことの無かったもう一つの映画館は、最新の映画だけを上映する一般向けの映画館ではなく、古い映画なども定期的に特集を組んで上映する映画嗜好家向けの映画館であった。ddk氏の質問をうけて調査した筆者はその嗜好家向けの映画館にて、新劇場版が上映されていることを確認した。
 
 新劇場版を見るための試練
 専属映画館は利用実績が多く、移動経路は既に確立された安定的地位を持っている。ところが、この嗜好家向け映画館は配給がそれほど限定された映画を見る予定がなかったことから一度も訪れたことはなかった。ただ、風の噂としてkobaさんがそこを訪れたことがあり、嗜好家向けであるようなことを聞いたことがあるだけであった。場所自体も不明で、計画立案時に確認とルートの検討が行われた。確認された場所は筆者の未開拓地域であり、到着に困難が予想された。主移動方法たる自転車での必要時間はそれらを留保し最低1時間と見積もられた。
 長々と全く映画と関係ない話となったが、本日の計画は移動に疲れを感じるものであった。そして、幸いルートについては一応暫定経路が定められることになった。
 映画館自体の施設に対する感想だが、専属映画館のほうが圧倒的に良い。なぜ、専属映画館に配給されないのか疑問に思う。社会の不条理であろう。

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